あいちトリエンナーレにいってきました

あいちトリエンナーレを見てきました。
全部は見れてないけどとりあえず市美、県美、長者町の半分くらいをまわりました。

いい作品もあるけど、うーん?って作品もあり、どちらかといえばうーん?が多い気がしました。
前回のトリエンナーレも行ったのですが今回の長者町は作品がとても減った印象を受けました。岡崎の会場が増えたからしょうがないのかな。岡崎も今月中に行くので楽しみです。

今回、揺れる大地という副題もあってか震災関係の作品も見られました。私は震災で目に見える形では影響を受けていません。その後今も変わらない生活をしているので、あまり震災の作品には思いいれがもてません。震災を直接的に表現することの意味もよくわかりません。ホットワードだから震災関連の作品は受けが良いのかなあ。
アートって難しいです。震災を風化させないためにアートにするのでしょうか。震災直後は震災を連想させるような表現が自粛されていましたが、今度は風化させないためにあえて震災関係の表現を用いる。二年前なのにもう風化されてしまうのでしょうか。私のような震災は他人事と思っている人間に考えさせるためにそういう作品を作っているのでしょうか。

風立ちぬを先日見たのですが、そこで描かれていた関東大震災の方が震災について考えさせられましたし、ああいった表現をしても批判されないことが震災に対して復興しているんだなと思いました。